野村総研 | 勝手に転職情報紹介

野村総研

第3回目はちょっと趣旨を変えてエスタブリッシュメント(?)な企業へ。
知名度は抜群だが、まずは敢えて会社情報をチェックしてみる。なんだろ、これ?パラダイム、変革、ソリューション、付加価値、創造、ナレッジ、高い専門性、、、とまあ、最近流行りというか、気を引きそうなワードが見事に網羅されているが、要するに何をやってる会社なのか、これじゃぜんぜん分からん。事業部門の紹介を見てみると、ん?どこかのシステム会社?コンサル会社?って感じか。コンサルなのかSIなのか、その辺が良く分からないね。でも官公庁に強いってのはさすがだよなあ。。。

んでもって採用情報を見よう。ん?ダメダメ!ここぜんぜんダメ!横柄、いい加減、およそ「一生懸命人を採用したい」という意志が見えないね、こりゃ。いいかい、まずは採用ページのURLを見てみよう。「saiyo.jp」ってなんじゃこりゃ?野村総研と何の関係があるの?おまけに画面にはコピーライトもなけりゃ、説明もない。これじゃ流行りのフィッシングサイトそのものじゃんか!
ちなみに種明かし。これはね、こうやって採用のHP~応募者管理までのシステムを外注してる会社が世の中にはいくつかあって、そこのシステムを使ってるんだな。他にも「saiyo.jp」ってドメインの求人HPがあると思うけど、これ、みんなそう。だったらさ、画面の下にでもちゃんと書いとけよ!って感じでしょ?
逆説的だが、筆者がここの採用担当だったら、応募者に聞くね。「HPのURL見ましたか?見てどう思いましたか?」って。それで何も気が付かないようだったら即座に落とす。だってさ、詳しい事情を知っている/いないはさておき、そんなことに気付かない無神経な奴に、大事なお客さん任せられるわけないじゃん!それを知ってか知らずか、なぜか「メールで応募しろ」だってさ。なんのために外注のシステム使ってるんだ、この会社!?
ちなみに、筆者は知っててもこういうHPからは絶対に応募しないだろうね。だってその無責任さ加減、無神経さ加減がイヤだから。

さて、気を取り直して採用情報の中身を見る。
現募集職種は40以上。これまた広範に募集してるね。各職種の説明がやたら短いな。その道のプロフェッショナルな人には事足りるのかもしれないけど、これはあんまりじゃない?さすが採用力のある会社はこれだけでも充分に人が来るのかな?でもね、全体的に「一緒にやろうよ!こういうこと達成しようよ!」みたいな気持ちの強さがぜんぜん見えないね。別に若い会社じゃないからこれまで紹介してきた会社と同じにする必要はないと思うけど、でも「若い力」や「刺激」「新しいもの」を求めてるならそういうのも敢えて必要だと思うけどね。これじゃ静かーな、そこそこ頭は良いけど基本的に守りに入ったツマラナイ人しか応募してこないんじゃないかしら?結局損してませんか、NRIさん?
まあ会社としては頭の良い人も多く、そういう意味では刺激を受けられるかもしれないけどさ、でもHPだけ見ると、本当に新しいものや創造的なものを求めてる人には本当にツマラナイ人の集まりにしか見えないよね。実態がそうなのか、違うのか、はこりゃもう知る由がないけど・・・。

で、結論としてはこのHPだけ見てても分からないので、皆さんの知人経由で様子を調べて見ることを勧めます。あと、多分この会社はいわゆる人材紹介会社経由でも募集してるハズなので、そっちのルートで転職するってのがいいんじゃないかな?

採用緊急度 ★★☆☆☆(5段階評価)
数は多いが、このHPの様子だとあまり積極的&速やかに採用したいようには見えない。

採用HP評価 ☆☆☆☆☆(5段階評価)
つまり0点。理由は上記の通り。

企業HP評価 ★☆☆☆☆(5段階評価)
こういう会社のHPはしょせん紹介、株主対策くらいしか役に立たないので何ともいえないところ。でも字が薄くてちっちゃくて読めねえよ。最近こういうサイトが多いが、筆者はこれが嫌いなのだ。